【ねじの基礎知識】ネジ,ボルト,ビスの違いと主要24種類の特徴・用途

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ねじ(ネジ)、ボルト、ビスどれも部品同士を締め付けて使うもの、全て同じ物・・・と思われる方がほとんどだと思います。実はこの3つの言葉の意味は1つでなく、それぞれに別の意味があります。

ここでは、ねじ(ネジ)、ボルト、ビスについての基礎知識となる違いと各種類、それぞれの特徴や用途いついて解説します。

現場作業者、設計・開発者をはじめ、趣味でDIYをしている方が選定の基準にできるように詳しく紹介します。

 

ねじ(ネジ)、ボルト、ビスの違い

ここでは、ねじ(ネジ)、ボルト、ビスの違いについてそれぞれの言葉の意味について解説します。

ねじ(ネジ、螺子、捻子、捩子、螺旋)とは

ねじ(ネジ)とは、一般的にドライバーで締める”なべねじ”や”皿ねじ”、六角形の頭が付いている”六角ボルト”を想像する方がほとんどだと思います。

しかしながら、ねじは”螺旋(らせん)状”の溝のある物の総称であり、大きく分けると外側(側面)にらせん状の溝が入った”雄ねじ”と内側(内面)にらせん状の溝が入った”雌ねじ”に分類することができます。

ボルトとは

ボルトとはねじ(ネジ)の1つで外側(側面)にらせん状の溝が入った”雄ねじ”のことを言います。

また、通常8mmより大きく頭が四角もしくは六角形の形をしている物を言います。(※8mmより径が小さいボルトも多数存在します。)

ビスとは

ビスとは、一般的に小さな雄ねじ”小ねじ”のことを言います。

ビス(小ねじ)は通常1~8mmの比較的”小さな径の雄ねじ”で頭に直線の溝もしくは十字の穴があり、ドライバーで締めつけることができる物を言います。(※8mmより径が大きいビス(小ねじ)も存在します。)

また、木ビスやコースレッド、ドリルビスなど、雌ねじを必要とせず、対象物に直接打ち込めるねじをビスと呼ぶことが一般的です。

ねじ(ネジ)とボルト、ビスの違いまとめ

【ねじ(ネジ)】

ねじ山が切ってある物の総称で雄ねじと雌ねじがある。

【ボルト】

頭が四角形もしくは六角形の雄ねじの総称。

【ビス(小ねじ)】

頭に直線の溝もしくは十字の穴がある小さな雄ねじの総称で通常8mmより径が小さい。ビスが名称に付く場合、雌ねじを必要としない場合が多い。

ボルト、ビス(小ねじ)の種類と用途

ボルトの種類と用途

六角ボルト(JIS B1180)


頭の部分が正六角形になったボルトでボルトと略して呼ばれることが多い種類です。

六角形の部分をスパナや六角レンチで締め付けれ使われます。

用途は様々で工業用から建築用まで、最も多くのシチュエージョンで使用されているねじと言えます。

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座金組込六角ボルト(JIS B1187)


座金組込六角ボルトは、ワッシャー(座金)が付いた六角ボルトです。六角が付かない座金組込ボルトも同じものを言うことが多くあります。

丸ワッシャーとスプリングワッシャーが取れないように組み込んであり、セットする手間が省けるのが特徴です。

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六角穴付ボルト・キャップボルト(JIS B1176)

六角穴付ボルト・キャップボルトは、円筒形の頭に六角形の穴が開いているボルトです。一般的には六角穴付ボルトもしくは、キャップボルトと呼ばれますが、キャップスクリューやソケットスクリューと呼ばれることもあります。

締め付けや取り外しには六角レンチが用いられます。

六角ボルトの締め付けには、レンチやスパナが用いられるため、スペースのない場所では使用できません。

しかし、六角穴付ボルト・キャップボルトは、スペースを必要としない六角レンチで締め付けができるため、スペースの少ない機械や装置、電気部品の内側に多く使われます。

最近では、高い締め付け力があるメリットを活かすため、外側にも多く使用されるようになりました。

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ボタンキャップボルト

ボタンキャップボルト(六角穴付きボタンボルト・ボタンボルト)は、キャップボルトの頭の部分が丸く、低くできているボルトです。

頭部を目立たせたくないところに多く使用されています。

頭が丸く、締め付けも強くできるため、人が触る可能性がある機械の外側に多く使用されます。

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皿キャップボルト

皿キャップボルト(六角穴付皿ボルト)は、頭が皿のようなに平らで、六角形の穴が開いているボルトです。

キャップボルトやボタンキャップボルトのように六角レンチで締め付け、取り外しを行います。

皿ねじと同じように目立たせたくない場所や、表面にでっぱりを出したくない場所に使われます。他にも蝶番の取り付けにも多く使われます。

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アイボルト

アイボルトは、頭が輪状になっているボルトです。穴にワイヤーロープやスリングなどを通して吊り上げるために使用します。

機械や設備など、重量がある物の場合、設置や移動の際には、アイボルトを活用することが多くあります。

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蝶ボルト(ウイングボルト、蝶ねじ)

蝶ボルトは、頭に蝶のような取手の付いたボルトです。ウイングボルトや蝶ねじと呼ばれることもあります。

工具を使わなくても手で締め付けることが可能で、容易に締めたり緩めたりしたい箇所に使用されます。

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Uボルト

Uボルトは、U字の形状で先端に雄ねじが切られているボルトです。配管を固定するために使用されます。

呼び径や規格は、固定する配管に合わせて選定する必要があります。

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アジャストボルト(アジャスターボルト)

アジャストボルト(アジャスターボルト)は、先端に回転する受皿を付けたボルトで、地面に設置する足として利用されます。

設備や機械をはじめ、棚やラック、作業台などあらゆるものに使用されます。アジャストボルトによって高さの調整が可能です。

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六角穴付止めねじ・イモねじ・ホーローセット

六角穴付き止めねじ(イモねじ、ホーローセット)は、頭部がネジ部と同じ大きさになっており、中に締め付け、緩め用の六角の穴が付いたボルト・ねじです。イモねじやホーローセットとも呼ばれます。

機械要素部品として使用されることが多く、シャフトの固定などに使用されます。頭が無いため、回転部や駆動部など安全面を考慮して六角穴付き止めねじを使用されます。

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アンカーボルト

アンカーボルトは、コンクリートに埋め込み雄ねじを地面より出すボルトです。雄ねじを機械や設備などを地面のコンクリートに固定するために利用されます。

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羽子板ボルト

羽子板ボルトは、頭が羽子板のように板状になっているボルトです。建物用の補強金物のひとつで、梁がはずれて脱落するのを防ぐために使用されます。

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スタッドボルト

スタッドボルトは、両端が雄ねじになったボルトです。全ネジのスタッドボルトや両端のみが雄ねじのスタッドボルトがあります。

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ビス・小ねじの種類と用途

皿小ねじ

皿小ねじは、頭が皿状になった小ネジです。サラ小ねじ、さら小ねじ、サラ、皿ねじ、皿ビスとも呼ばれます。

締め付ける対象物を皿小ねじの頭部の形状に合わせて加工することで、表面に頭が出ずに部材を固定することができます。蝶番などに使われることが代表例です。

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ナベねじ(なべ小ねじ)

ナベねじ(なべ小ねじ)は、頭が鍋の底に似た形状をしたネジで、一般的にねじと言われる場合、このナベねじを指すことがほとんどです。

用途は、何にでも使えるため決まっておらず、一番汎用的なねじです。

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トラス小ねじ

トラス小ねじは、ナベねじによく似ていますが、ナベねじに比べて頭の高さが低く、頭の径が大きいねじのことを言います。

頭が低く平べったいため、外観を気にするような箇所で使用されることが多くあります。

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バイント小ねじ

バイント小ねじは、ナベねじやトラス小ねじと同じように頭が丸いねじです。

ナベねじより頭の径が大きく、トラス小ねじより小さい、なべねじとトラス小ねじの中間のような頭の形状です。

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座金組込ねじ

座金組込ねじは、その名の通り座金(ワッシャー)が一体となったねじです。

座金(ワッシャー)を入れる手間がなくなり、はずれて無くしてしまうことがなくなるため作業効率を上げることができます。座金(ワッシャー)のつけ忘れも防止できます。

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タッピングねじ

タッピングねじは、雌ねじが切られていない対象物にも固定できるねじです。

木材や樹脂など柔らかい部材が対象物の場合、直接ねじ込むことが可能で、金属が対象物の場合、ドリルで下穴だけあけて(雌ねじを切らずに)ねじ込むこともあります。

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六角タッピングねじ

六角タッピングねじは、その名の通り、頭が六角になったタッピングねじです。

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ドリルビス

 

ドリルビスは、その名の通り、先端がドリルになっているねじ・ビスです。下穴をあける必要がなく、直接部材にねじ込むことができます。

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木ねじ

木ねじは、木材の締結に用いられる専用ビスです。タッピングネジとは違い、全長の3割ほどはネジが切られていません。

間に挟み込んだ部材にねじ山がかからないのため、部材と部材が密着して、締め付ける力が強まります。

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内装ビス(万能ビス)

内装ビスは、木ねじと似ているビスです。石膏ボード、 床板、プラスチック板、化粧タイルなど軟質材から硬質材の締め付けにも最適で、万能な建築用のねじです。

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【掲載内容】
・ねじ、ボルト、ビスの違い
・ねじとは、ボルトとは、ビスとは・・・
・ボルト、ビス(小ねじ)主要24種とそれぞれの特徴・用途


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