アイラックのボルトレス式スチールラック、ボルトレス式ステンレスラックへのキャスター追加オプションにより、移動を可能にし、配置転換や清掃が容易になり作業効率アップにもつながった事例の紹介です。
ラック・棚の支柱へのキャスター取付
アイラックのボルトレス式スチールラック、ボルトレス式ステンレスラックへは、オプションでキャスターを追加することが可能です。
※キャスターを付けるにはキャスター脚仕様もしくは、追加工が必要となる場合があります。詳しくはアイラックへ直接お問い合わせ下さい。
キャスター追加・キャスター脚の効果・メリット
ラック・棚へキャスターを付けることにより効果・メリットが生まれます。
移動が可能となる
今まで移動させたことがなかったラックでも、急な作業現場の配置転換などで移動させる必要が出る場合があります。
そんな時にキャスターが付いていれば、重たい荷物・備品を降ろすことなくラック・棚に乗せたまま移動させることが可能となります。
掃除が楽になる
置きっぱなしのラック・棚の場合、裏側や底板の下にはホコリやゴミが貯まってしまいます。
製造現場や倉庫では、日々掃除をして綺麗な環境を保っているかと思いますので、そんな時に便利なのがラック・棚ごと移動させて掃除してしまうことです。
※全く動かす必要がない場合は、支柱の連結やアンカー固定が便利となります。支柱の連結については「複数ラックの連結」をご確認ください。アンカー固定のオプションは「アンカー固定で安全・地震対策に」をご覧ください。
キャスター選びの注意点
ここまででラックや棚にキャスターを付けるだけでかなり便利になるとわかって頂けたかと思います。
しかしながら、ただ単にどんなキャスターでもつければいいとは限らず、キャスター選びも大切となりますので、注意点をまとめました。
耐荷重に注意して動き易く
ラック・棚の棚板(天板・底板)と同じく、キャスターには重たさに合わせた耐荷重があります。
耐荷重を超えるような重量がある物を収納している場合は、その重たさも考慮してキャスターを選んでください。
ゴムの材質にも気をつけて
キャスターと言っても様々な形状や材質、車輪(ローラー・タイヤ)部分の材質があります。
特に注意して頂きたいのが、地面に接するゴム部分の材質です。
ラック・棚を設置する環境によって最適なタイヤの材質は異なりますので、注文時には設置する環境も購入先へ伝え、選定してもらいましょう。
クリーンルーム・食品工場はオールステンレスのキャスターに
車輪の材質もそうなのですが、クリーンルームや食品工場のラック・棚にキャスターを取り付ける場合、棚の材質に合わせ、キャスターの材質もステンレスにする必要があります。
また、食品工場の場合は、高耐食性があり、塩害・浸水・高湿度の環境に適したウレタンのタイヤ・車輪をおすすめします。
すでに購入済のラックへの取り付け
すでに購入・設置してある棚・ラックへキャスターを取り付けたい場合は、タイプによってつけられるか否かがわかれてしまいます。
まずは、キャスター注文時に棚のメーカー名や型式、タイプを伝えて取り付けが可能かを確認しましょう。
何を選定して良いのかわからない場合
キャスターを取り付けたいが、どんなキャスター、車輪を選定して良いのかわからない場合は、ラック・棚のプロ「アイラック」へご相談ください。
※キャスター付きラックやキャスターの追加工については直接アイラックへ「お問い合わせ」ください。
アイラックのキャスター追加が可能なラック・棚
アイラックのボルトレス式スチールラック、ボルトレス式ステンレスラックは、オプションでキャスター付きへ変更することが可能です。
キャスター付きオプションの詳細は下記リンクより詳細ページを参考にしてください。
・ボルトレス式スチールラック https://airack.jp/item/steel-rack/
・ボルトレス式ステンレスラック https://airack.jp/item/stainless-rack/