業務用スチールラックと聞いてどのようなモノを想像しますか。
このページでは、業務用スチールラックとは何かを解説します。
業務用スチールラックとは
業務用スチールラックとは、倉庫や生産現場、オフィスなどで使用するスチール製の棚のことを指します。
業務用のため、耐荷重に優れ、大きく重たい部材や機械を収納するのに適しています。
形状や耐荷重は種類により様々で、ボルトレスタイプのスチールラックでは、棚板1枚当たりの耐荷重(均等荷重)が1トンを超える物もあります。
最近では、ホームセンターでも耐荷重が100kgほどの軽量タイプの業務用スチールラックを販売していますが、200kgや300kgのタイプを購入するには専門業者に依頼しなければ購入することができません。
※インターネットでは個人向けに業務用スチールラックを購入することが可能ですが、組み立てを自身で行う必要があります。
業務用スチールラックの種類
業務用スチールラックには大きく分けて、3つの種類があります。
- ボルトレススチールラック
- パレットラック
- ボルト固定式スチールラック
※ラックの種類については、「ラック・棚の種類。業務用・倉庫向け等、12種の名前と用途を解説!」を参考にしてください。
業務用スチールラックの特徴
業務用スチールラックには、様々な優れた特徴があります。
耐荷重のラインナップが豊富
業務用スチールラックには、用途や環境に合わせて様々な耐荷重、タイプの種類があります。
軽量タイプでは棚板1枚あたりの耐荷重が100kg、重量タイプでは棚板1枚あたりの耐荷重が1000kg(1トン)を超える物も存在します。
1枚あたりの耐荷重例
- 軽量スチールラック 80kg~150kg
- 軽中量ラック 200kg
- 中量スチールラック 300kg
- 重量スチールラック 500kg~1000kg
- パレットタック 1000kg~1500kg
頑丈で長期使用が可能
業務用スチールラックは、耐荷重が重たくなればなるほど、頑丈な造りをしているため、長期間試使用しても壊れにくい特徴があります。
一方で、スチールラック自体の自重が重たいため、配置換えなど移動させるのが困難なデメリットもあります。
オプションパーツが豊富
業務用スチールラックは、プロユーザー向けの棚であるため、現場に合わせて様々なオプションパーツが販売されています。
業務効率や生産効率を上げるための工夫から安全対策まで、企業による要望が反映されていると言えます。
オプションパーツ例
- 背板・側面パネル
- 背板・側面メッシュ
- 落下防止バー
- 落下防止チェーン
- アンカー固定用ベース
- キャスター取り付け用ベース
- 転倒防止ベース
- 転倒防止用突っ張り棒
※オプションパーツについての詳細は、「ボルトレススチールラックのオプションパーツの種類と効果」を参考にしてください。
豊富なサイズ
業務用スチールラックには、高さ、奥行、間口幅と3方向にたくさんのサイズが存在します。
高さが一定であれば奥行、間口が固定されるということがなく、高さ、奥行、間口幅をそれぞれ選んで、求めるサイズにより近づけることができます。
下記のサイズ例だけでも組み合わせとして80種類のサイズとなります。
高さの例
- 1200mm
- 1500mm
- 1800mm
- 2100mm
- 2400mm
奥行の例
- 300mm
- 450mm
- 600mm
- 900mm
間口幅の例
- 900mm
- 1200mm
- 1500mm
- 1800mm
※アイラックの一覧となりますが、サイズパターンを確認したい方は、「ボルトレススチールラック サイズ一覧」を参考にしてください。
まとめ
業務用スチールラックについてご理解いただけましたか?
業務用スチールラックには、利点がたくさんあります。棚が欲しいと思われたときは、是非、業務用スチールラックを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
そんな時にアイラックのボルトレススチールラックをご検討いただけたら嬉しいです!